横浜マリンタワーはなぜ10角形なのか

横浜のシンボル的な存在である横浜マリンタワーは高さ106m、灯台を意識したデザインであるといわれているが、デザインだけではなく、実際に頭頂部には本物の灯台としての機能がつけられている。だからギネスブックにも最も高い灯台として記録されている。ただし、横浜港の中にあることもあり、灯台としての重要度はあまり高くない。1959年横浜港開港100周年記念行事の流れの中から、横浜港を象徴するモニュメントを建設しようという計画が起こり1961年に建設された。

なぜ10角形なのかというと、海上からでも陸上からでも、どの角度からも同じ姿に見えるというメリットから10角型のスタイルが選ばれたといわれている。オープン当初は話題性もあり、ピーク時には年間入場者数105万人と多くの観光客を集めたが、その後は客の減少が続き、2005年には年間27万人、そのため、2006年末にいったん営業を終了したマリンタワーは、「マリンタワー再生事業」に基づき、横浜市が改修し、公募された事業者が借り上げる形で外観のリニューアルや屋内の改装などが行われ、開港150周年にあたる2009年の5月23日にリニューアルオープン。外観は紅白からシルバーとブラウンオリーブになった。その事業者がグローカル総合不動産企業 リストグループの事業会社、リストプロパティーズ株式会社(代表取締役社長:北見尚之、本社:神奈川県横浜市、以下リストプロパティーズ)である。

そして、今年2018年10月15日に再び横浜マリンタワー運営事業の優先交渉権者に決定。契約期間は 2020年4月1日から2030年3月31日までの予定。

代表の北見氏は「まず、横浜マリンタワーの広場と広場からつながる横浜マリンタワー低層部の環境デザインはTower in the ForestGardenというテーマのもと、公園の広場のように横浜市民の方々が、ゆったりとした日常を過ごしてもらうための緑あふれる空間を創り上げていきます。また、内外から横浜を訪れる観光客の方々にも興味を持っていただくためのインパクトのある緑豊かなビジュアル表現を目指します。次に、ハード面だけではなく、ソフト面で横浜マリンタワーを訪れた人を楽しませる新しいコンテンツの提供です。30 階の展望フロアには、変化しつづける展望フロアというコンセプトのもと、若い世代のメディアアーティストの作品を紹介し、横浜の風景と重ね合わせて楽しむ新しい映像空間を体験できるメディアアート ギャラリーを展開します。リストグループは、今後も地域貢献として地元エリアのさらなる活性化を目指し、運営事業に取り組んでまいります」と語っている。